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[mgp-users-jp 00278] calculation of maxascent



maxascent の計算の際、行の折り返し直後の fragment の ascent が前の行の
方に反映されるため、変な表示になることがあります。例えば、

    %LEFTFILL, SIZE 5
    01234567890123456789\
    01234567890123456789

を表示したときに最後の7と8の間で折り返しが起こると仮定して、

    %LEFTFILL, SIZE 5
    01234567890123456789\
    0123456789012345678
    %CONT, SIZE 3
    9

とすると(漢字を VFlib で表示させている場合は)2行目の最初の8が表示され
ず、

    %LEFTFILL, SIZE 5
    01234567890123456789\
    012345678901234567
    %CONT, SIZE 20
    89

とすると1行目の行の高さが異常に高くなります。後者は少し病的な例ですが、
前者の方はアルファベットと漢字の高さの違いによって、普通のプレゼンテー
ション資料でも十分起こりえます。
#というか、実際に起こったので判ったのですが。^_^;


あと、leftfillpos の設定が CTL_TEXT で行われていて CTL_IMAGE で行われ
ていないため、行がイメージで始まるときにそれに続くテキストの折り返しが
イメージにぶらさがったようになります。

    %%%% 横幅のあるイメージのあとに長いテキストを続ける。
    %IMAGE "foo.eps"
    %CONT
    A quick brown fox jumps over the lazy dog.

イメージを itemize の「・」に対応するものとして使う場合はこっちの方が
いいと思うのですが、一方 TeX で作った数式をイメージとして取り込もうと
するとちょっと困ります。
#本当はイメージの前にダミーの空白を入れればいいだけなのですが。
現在の動きは前者のような使い方を想定したものなのでしょうか?

					山本 光晴
				mituharu@math.s.chiba-u.ac.jp